インドネシアにおける象と人間の関係
私達アクトはインドネシアで油田の二次開発。PKSの輸入などで関わっている中で、一つの問題が起きていることを知りました。
インドネシアには数多くのプランテーション(大規模農場)が有ります。
その人口増加が著しい中で、それら農産物を生産するプランテーションは重要な役割を担っています。
そんなハリケーンや洪水等の自然災害の他に、プランテーション経営を脅かすリスク。
現地のプランテーション経営者からそう思われている存在があります。
それが「象」です。
野生の象は日本人が思うよりも大変凶暴な生物です。
プランテーションでの象は数百ヘクタールに及ぶ破壊を繰り返し、農民が殺害される例も少なくありません。
スマトラ島リアウ州のブカンバルでは、2002年に農民16名が殺される被害がWWFへ報告されています。
その原因は人間が野生の象の生息地域へ、パームヤシ(油椰子=燃料になる椰子)農園を繰り返し拡張したことが原因です。
それにより、象の生息地が奪われ、人間と象とのコンフリクト(後で調べる)が発生しています。
結果として、農民による「象の毒殺」「象の射殺」が進み、象が絶滅の危機に瀕する自体となっています。
一般的に見ると愛らしい動物である象。
しかしながら知識の人々のとっては、農園を荒らし、人を殺してしまう害獣としての存在。
原因をつくったのは人間。ここに見えない大きな壁があるのです。
インドネシアの象はわずか2400頭
現在インドネシアに現存する象はWWFの調べで2400頭から2800頭。
象の生息地が直近25年の間に75%が消失したことが原因です。
人の食べ物や燃料の為に、一つの種が絶滅していく現状があるのです。
私達が解決しなければ、ここの世から象が消えてしまうのです。
象の保護
政府や国連の保護期間であるWWFも対策として、「象の保護センター」と「象の訓練センター」を設置しています。
そして実際、象の食事だけでも体重の10%近い食事を一日にとるので、370-600kg/日の食事を取ります。
またワクチンの投与も必須です。
これらには多額の経費がかかります。
私達が出来ることは、象保護施設の支援を通した社会貢献なのです。
アクション
象を企業のCSR対象として、スポンサードしていくこと。
私達は「企業の社会貢献活動×象の保護」というモデルを推奨しています。
私達とパートナーシップを組んで頂ける企業を募集中です。